自作詩歌 木洩れ日の記憶
  勇 気


ほんとうは僕は憶病なんです
人にすごまれるとすぐ引き下がるし
身のまわりに危険を感じると
多分真っ先ににげだすでしょう


けれど、僕の大切な人
妻や子ども、孫などに危害がおよぶとなれば
きっとどんなことをしても
真っ先にその相手に立ち向かっていくとおもいます
だれでも人はみんな
自分の愛する者や、そのいのちに
かかわる事態になれば、
ふだん どんないくじなしでも必ず
自分の命を投げ出すほどの勇気を
発揮することでしょう


勇気なんてそんなにいつでも
発揮できるものではないのかもしれない
わたしはそれで良いのだろうと思っています
勇気とはなんでしょう
目にはみえないけど
それはきっとどんな小さな子どもにも
そなわっている人へのやさしさ
いのちに対する愛の力なのだと思います
あなたにもありますよね
愛する人のためにいざとなったら
きっと何でもできる勇気が


もしあなたが
自分では何もできない
いくじなしだと思っているとしたら
生きていく気力も失いかけているとしたら
あなたのことを何より大切に思っている人を
どんなに悲しませるだろうと思えば
きっと
あなたにも次の一歩を踏み出す勇気が
必ずわいてきますよね