自作詩歌 木洩れ日の記憶
 なんにもいわずに抱きしめて


ひとりぼっちの男の子
いじめに泣いている女の子
気に障る 目障りだじゃまだと小突かれ罵られて
冷たい仕打ちに耐えている子どもたち
おとなになっても少しも変わらない
世の中の仕組み
差別 偏見 孤独
自分などいてもいなくても
なんの役にも立っていないと悩んでいる人間たち


けれど
ほんとうは
この地上に不必要なものなどひとつもない
草木一本 虫一匹
みんなこの星の構成員
私も―――
生きているものはみんな
いのちの糸で結ばれている


いのちは愛
だから
なんにも言わずに
抱きしめて