自作詩歌 木洩れ日の記憶

 美味しさをいただいて


いつもいつも食卓に並ぶ
おいしい食べ物
おいしいおいしい食べ物
それに舌つづみを打ちながら考える
それは 誰からの贈り物?
誰が生みだしてくれたもの?


いただきますと手を合わせることを
教えてくれた両親や祖父母
ほんとうにありがとうと
手を合わせて感謝する相手は
多くの労力をかけて収穫してくれた
農家や漁師の方々はもちろんだが
私たちは本当は毎日たくさんの命を
いただいているのだ
たくさんの生きものたちが
一生懸命生きて創りだした
その命の実りをいただいているのだ
そして その実りを授けてくれている
と信じている神仏への感謝として
手を合わせているのだ
食べ物が新鮮であるほど
直前まで元気に生きていた証なのだ
そのことをあらためて思い
私はおいしい食べものに
今日も舌鼓を打っている