自作詩歌 木洩れ日の記憶
  だいじょうぶ


石に彫られた仏さまにそえられたことば
そっとほほえみ
語りかけてくることば
語りかけてくる仏さま
心がなごむ 言い知れぬやすらぎ
そっと
自分にも言ってみる
 だいじょうぶ?
「だいじょうぶ」



ふだんだれでも口にする
聞きなれた身近なことば
けれどそこに
無意識に込められた
無限のいたわり
無償の気遣い
すぐそばにある
こんなにやさしい言葉を
あらためてかみしめる
 だいじょうぶ
だれもが思わず口にする
そのとき
人は みな仏さま

だから今度は
あなたに
あなたと私につながる
すべての人に
無限の 無限の思いを込めて
もういちど
 「だいじょうぶ」