自作詩歌 木洩れ日の記憶

 
  絆 と 鎖

絆は人の悲しみ、苦しみを受け止め、互いを気遣い、

痛みを分け合う人と人の繋がり

喜びも悲しみも共有できる心の友達、我が子を慈しむ母の愛の手


反対に

人をいたぶり、傷つけ、嘲り、罵り、その傷口を容赦なく広げ

踏みつけにする者たち、

時に暴力さえ振るい、痛め続ける・・・ 

終わることのない、いじめ

その標的にされたものは決して逃れることができない

どこまでも付きまとい、それを終わらせるために、

ついには死を選ぶものさえあるのだ

心につけた鎖、人間を括りつける冷酷な軛

その端を握り、笑いながら眺めている者たち

鎖の端を握らされ、つながれている者を

冷ややかに見つめている者たち、

そして、それを見て見ぬふりをするものたち

鎖の端を握るものたちは、決してその手を離さない。

離せば、次は自分が鎖の先に繋がれると思っているから

そして、自分自身がやってきた同じことが

自分自身にふりかかる

その恐怖から逃れられないから ・ ・ ・

こうして人間をつなぐ強固な鎖は延々と世界中で続いている。



いわれのない偏見、差別

人種、肌の色、宗教、障害者、何が問題だというのか

一度できた格差はいつまでも続き、抜け出すことはできない

人を縛り付ける冷酷な鎖は、強力な軛となって人間を苦しめる。

どうすれば この鎖の数々をを断ち切ることができるのか


愛と慈しみに満ちた絆で結ばれた世界は


どうすれば築けるのだろうか