自作詩歌 木洩れ日の記憶

 
  ブーメラン


苦しいことをみんな他人のせいにすれば

こんな楽なことはない

けれど、もとをたどれば

それは

自分たちに原因があるのだ


仕事がない、景気が悪くなった、

仕事を奪われた、

いつテロが起こるかわからない

難民や移民が入国してきたからだ

宗教が違うのだ

・・・・・・


もとをたどれば

貧しい国から、その国の人々の労働と汗と涙から絞りあげ、

奪い取って、その格差の上に成り立ってきた経済や景気なのだ

それに耐えかねて、富める国へ貧しい人々が少しでも

良い暮らしを得たいと、やってきたからといって

それが悪いことなのか

その原因を作ったのは、自分たちではなかったのか


人の不幸の上に本当の幸福は築けない。

差別や排除ではなく、共存と共栄の道を!

苦しみの元凶はもっときっと上の方にいて知らぬ顔をして

世界の富を独り占めしているのだ