自作詩歌 木洩れ日の記憶

 
  生まれつき



あれはきっと生まれつきのものさ

持って生まれたものは変わらないよ


良くも悪くも

羨ましがられたり、陰口を叩かれたりする

そんな生まれつきなどというものが

果たしてあるのか

それは、多分人を妬む心、貶す心の裏返しから出る言葉


けれど、それを見方をかえて

人間全体に広げてみれば

もしかしたら

悲しい性があるのかもしれない

例えば


際限のない金銭欲、欲の深さ、

絶え間ない争いごと、戦争

人間中心のものの考え、行動

地球上にはたくさんの生き物がともに生きているが

今や、地球は危機に瀕しているというのに


それが人間の持って生まれた

悲しい性ならば

これは、人類の運命を左右することになるのだ


せめてそのことに気づいて欲しいものだ

いや、私たちにしかない

愛の心こそ、人間本来の持って生まれた

人間の本質であることを、信じたい